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武井壮、本気でプロゴルファーを目指す!

いざ女子プロとガチンコ対決!
いざ女子プロとガチンコ対決!初戦の相手はあの美人プロ

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百獣の王・武井壮が、本気でプロゴルファーになるために女子プロとガチンコ対決!初戦の相手は、なんと!今季初シードを獲得した赤丸急上昇中のあのプロが登場!














決戦前トーク

22歳なのにゴルフ歴は武井よりも長い19年!3年先輩の大ベテラン!

武井 ついに女子プロとの対決がスタートです!担当編集者には、最初の相手は読者がギリギリ名前を知っているくらいの選手でいいかな?とお願いしていたんですけど。いきなり香妻琴乃ちゃんとは、うれしいんだけどクレーム級の悲劇です(笑)

香妻 よろしくお願いします♪

武井 私服を着ていると、なんか青学あたりの女子大生みたいですね。

香妻 ゴルフウエアを着ていないとだれも気づいてくれません(笑)

武井 ゴルフ歴はどのくらい?

香妻 3つのときからなんで、19年になります。

武井 えっ、3歳!?ボクが25歳からで16年だから3年先輩ですね。3歳のころのこと覚えていますか?

香妻 覚えています。ゴルフ好きの父が、横峯さくらさんのお父さんと知り合って意気投合して、お互いの娘をプロゴルファーにしよう!となったのがはじめたきっかけです。

武井 横峯さんがやっていたスクールにいたんですか?

香妻 その前からですが、横峯家と香妻家が練習する場所として、めだかクラブができました。

武井 横峯プロと一緒に同じ練習をしていたのか。それも強さの秘密ですね。そんな先輩ベテランゴルファーの琴乃ちゃんに、対決前にいろいろ聞いてみたいと思いますので、よろしくお願いします。


ナイスショットの秘けつはアドレスの向きとフィニッシュだけ!

武井 ゴルフは好きですか?

香妻 はい。大好きです!物心がついたときからプロゴルファーになろうと決めていました。

武井 1度もブレずに?女の子は、ケーキ屋さんやお花屋さんや美容師さんとかがあこがれの職業だよね。

香妻 ほかの職業になりたいという夢をもったことはなかったですね。練習に行きたくないというのはありましたけど。遊びたくて(笑)

武井 練習は好きじゃないの?

香妻 試合が好きです。

武井 試合のなにが楽しいの?

香妻 気持ちのコントロールとか、そのホールに対しての攻め方を考えて、スコアをつくっていく感じが楽しいです。

武井 単にいい球が打てたとか、スコアがいいとかがうれしいんじゃないんだね。やっぱり、プロってそういうものなんですね。

香妻 武井さんは?

武井 ボクの場合はね、土や芝の上で遊んでいる感じ。よーし!いまのすごくいい感じとか、ミスしたらうわ〜!とか、あーっ、やっちゃった〜!とか(笑)。琴乃ちゃんみたいなプレーをしたいんだけど、ショットに悩んじゃうんですよ。

香妻 むずかしいですよね。

武井 正しいことがなんなのか、いまだにわからない。なにをしているから真っすぐ飛んだのか。カラダの動かし方は人よりすごくわかるんですが、じゃあ、クラブになにをさせたら一番正しいのか。それこそさくらちゃんみたいに振ったって、真っすぐ飛ぶじゃないですか。

香妻 さくらねえちゃんは、当てるのがすごく上手ですよね。

武井 でもね、真っすぐ飛ぶには、こうやって振る、打つ、という芯になる真ん中があると思うのよ。そこから左右にブレても真ん中からズレてなければ、いつもきちんと打てる。それをちゃんと説明してくれる人がいなくて……。琴乃ちゃんはどうなの?どうしていますか?

香妻 わたしは向きとかボールとの距離とか、アドレスだけきちんとつくったら、フィニッシュをいつも同じカタチにするだけ。インパクトあたりはあんまり考えていませんね。

武井 それだけ!?

香妻 はい。フィニッシュがいいところに収まったら、真っすく飛ぶし、それがズレたら曲がります。悪いときは、フィニッシュのカタチでなぜ曲がったのかがわかります。


うまい人がなぜうまいかを知らずにやっているからなかなか上達できない

武井 もっと基本的なことで、クラブをどうやって持っているの?

香妻 普通に真っすぐ握るだけです。

武井 真っすぐ握ると強く握れないんですよねー。

香妻 そんなに強く握りませんよ。ゆるゆるです。

武井 ゆるく握ったら最初に動かすのはどこ?ヘッド?手元?

香妻 足ですね。

武井 足!? えっ、そうなの?

香妻 下から回していくんです。足元からねじったら、あとは腕を上げるだけです。

武井 振り下ろすときは?

香妻 それも足からですね。できたカタチで説明したら、腰が回っているとかいろいろなポイントはあるでしょうが、腕もヘッドも意識していません。

武井 うわー。オレのやってきたゴルフと全然違うぞ!ボクの場合ふたつあって、日によって変えています。カラダ全体をグニ〜って回して、あとはシャフトを下ろすイメージなんだけど、それでうまくいかなかったらヘッドをスッと先に上げて、50センチくらい上がったら腕を上げる。どちらも琴乃ちゃんのとは、なにも合ってないじゃん。

香妻 もっとシンプルですね。

武井 足からっていうのはプロのなかではスタンダード?

香妻 そうだと思います。始動も切り返しも下半身から。

武井 そういうところなんだね。ゴルフってみんなうまくなりたくてやっているじゃない。サラリーマンのおじさんもジュニアの若い子でも。でも、うまい人がなんでうまいかを知らずにやっている人がほとんど。スコアをつくるのに本当に大事なのはショートゲームなのに、ショットやスイングのことばかりを遠まわりしながら考えて続けている。

香妻 パターは大事ですよね。わたしも絶対に欠かせない練習は、と聞かれたらパッティングと答えます。

武井 ですよね。ボクもいまはもう下手になってしまいましたが、アメリカにいたころはパターだけを8時間ぶっ続けでやっていましたから。

香妻 パターだけを8時間ですか!?

武井 アリゾナにいたんだけど、日が長いからね。朝5時からずっと練習グリーンにいました。お昼を食べたら午後1時くらいからアプローチを夜の8時くらいまで。それを週5でね。今日もショートゲームの練習だけを入念にやりました。


アスリートの貴重な知識や経験を上達したい人たちに伝える!つもり?

武井 ボクはなんというか、変わったカラダの使い方をしてるんですよ。たとえば利き腕もそう。字は左手で書くけど、スマホの操作は右手。お箸は左手だけど、ドアは右手で開ける。電話は右耳で聞くけど、ヒソヒソ話は左耳。カラダのどこでも左と右の両方が使えるんですよ。

香妻 両利きなんですか?

武井 そうなんです。野球のバッティングは左だけど、ゴルフは右利き。だからうまくならないのかも(笑)

香妻 すごく器用なんですね。

武井 どんなスポーツでもそこそこうまくこなすんですが、ゴルフだけは思うようにいきませんね。ボクはいまはタレントだけど、元々アスリートだったのでその経験からいろいろなスポーツを番組でやらせてもらえてます。プロじゃないけどスポーツをすることがお仕事になっているんですよ。それは、琴乃ちゃんみたいにスコアや順位や賞金に縛られることなくできるからすごく楽しいんだけど、琴乃ちゃんはファンやギャラリー、視聴者に向けては、どんな気持ちでプレーしているの?

香妻 むかしから応援してくれている人に、優勝する姿を早く見せたいって気持ちが強いですね。

武井 そうなると応援してくれている人たちは、楽しんでくれるだろうね。思っていることは同じだね。ボクもどんなプレーをしても見ている人が楽しんだり喜んだりしてもらうことが、いまのボクにできる仕事。琴乃ちゃんとこうやってお話する機会を与えてもらい、普通だったら聞けない、率直でバカみたいななんでもない質問を聞けるのはボクにとってはすごい財産で、その財産をこの企画をとおしてみんなに伝えることが役割のひとつだと思っています。

香妻 わたしも武井さんのファンなんで、今日は貴重な一日です。

武井 ありがとうございます。光栄です(笑)。アスリートの知識や経験というのは宝石なんですよ。香妻琴乃という宝石箱をボクがパカッとあけて、その宝石がどんなカタチや色をしているのか見たい人たちがたくさんいて、それが上達のヒントになるのは間違いありません。ボクが琴乃ちゃんから大事なことや正しいことを、対談や対決のときに間近で見させてもらうプレーからたくさん拾わせてもらいますよ!

香妻 対決は、お手やわらかにお願いしますね(笑)

武井 ちょっと話しただけで、どれもいい話ばかり。ボク自身が一番感心しています。今回のお話って、掲載されるときは軽く編集されるだろうから、読者のみなさんは全部を知ることはできないだろうけど、ボクはすべてを聞いていますからね。ボクはその全部を読者に渡すつもりはありません!この世のだれよりも、ボクが一番うまくなるために!贅沢すぎる仕事ですね!(笑)

軽快なトークと同様に、武井にはプレーでも非凡な実力を発揮することを期待したが、その結果は…。対決の模様はこの後で!


武井壮 たけい・そう
1973年生まれ。百獣の王を目指す人気タレント。14年も卓越した身体能力と軽快なトークで、あらゆるメディアに出演。ゴルフの腕前はプロ級で、米ゴルフ留学中に取得したUSGAハンデは1.3。現在、LINEスタンプ(40種類)をLINE ストア(line.me/S/sticker/1037438)にて好評発売中。

香妻琴乃 こうづま・ことの
1992年4月17日生まれ。157cm。14年サマンサタバサレディース、ミズノクラシック2位などで初シードを獲得。ツアー屈指の飛ばし屋でもある。鹿児島県出身。サマンサタバサ所属。

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