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美人コーチのスペシャルレッスン

読書と食べることが大好きなバイリンガル
築山栗子の飛距離アップ術

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Kuriko Tsukiyama
つきやま・くりこ――1995年10月22日生まれ、19歳。166cm。K'sアイランドゴルフアカデミー パブリカマレーシア所属。ベストスコアは14年にアメリカの試合で出した67。


 生まれも育ちもニューヨークの栗子ちゃん。7歳からゴルフをはじめ、14歳のときにトラステッドチョイス全米女子ジュニアとニュージャージー州女子アマのタイトルを獲得。全米女子ジュニアのランキングで、トップ30に入った。USGA全米女子アマ、USGA全米女子パブリックリンクス、USGA全米女子ジュニアの大会でそれぞれ2回ずつ予選を通過した実績をもつ。

 17歳のときに、薗田峻輔や石川遼を育てた杉並学園の吉岡元監督の家に下宿し、ジュニアキャンプに参加。日本のプロツアー参戦を目指す。その当時、女性インストラクターを探していた植村啓太プロコーチと出会い、コーチ業にも挑戦。K'sアイランドゴルフアカデミーのインストラクターとして活動を開始。選手としては日本のQT通過とプロテスト合格を目指し、コーチとしては世界に通用する選手を育てることを目標としている。「ツアー出場とコーチ業の両立はむずかしいけど、わたしにとってコーチの仕事は、スイングやコースマネジメントを初めて本格的に勉強する機会になったので、すごく役に立っています」と、前向きな姿勢で夢をかなえるために日々努力を続けている。

 チャレンジ精神や向上心は留まることなく、現在はK'sアイランドゴルフアカデミーのマレーシア校に移籍。「マレーシアは1年中あたたかく、エキサイティングなコースを格安でプレーできます。自身のゴルフの腕や知識を磨きながら、スタジオやラウンドでレッスンしています」。日本からの旅行者も大歓迎だとか。

 そんな彼女の趣味は、読書と食べること。「まだむずかしい漢字が読めないので英訳からステップアップする途中ですが、村上春樹が大好きで小説で日本語の勉強もしています」。食べることは、趣味というより特技に近い。すっごく食べるって聞くけど、どのくらい食べるの?と聞くと、「日本のゴルフ場では、1度に麺類と定食の2品頼みます」。もしピザなら何枚いける?には「2枚では足りないかも…」。それではということで、Lサイズのピザを3枚注文。その結果は、ページ後半で。












捻転差を広げて飛距離アップ!
上半身と下半身の差をスティックでチェック!

捻転差が広がるなら腰やヒザは無理に止めなくてもOK

 パワフルなスイングが持ち味のバイリンガル築山栗子です。アメリカにいたときのあだ名は「ファット栗子」ですが、わたしのスイングのパワーの源はたくさん食べることではありません。バックスイングで上半身と下半身の捻転差を大きく広げる、ねじりパワーで飛ばしています。これをアメリカでは「ディスアソーシエーション」(Disassociation)といい、飛距離アップには欠かせないテクニックとされています。

 大きな捻転差ができているかは、見た目や感覚ではわかりもの。そこでまずは、どのくらいねじれているかを確認することが大切です。2本のスティックをベルト部分と胸の前に置いて…

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