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飛ばし屋にとってパー5は「2オンさせてバーディ狙い!」。でもそこに落とし穴が待っているかも…。刻み方についても学んでおこう。
構成=長沢潤/写真=小林司/協力=サザンヤードカントリークラブ


高橋良明 たかはし・よしあき
オーストラリアで研さんを積みPGAトーナメントプレーヤーとなる。サザンヤードCC所属。



36歳。175cm、65kg。ゴルフ歴18年。平均スコアは80台後半。3Wは当たれば230ヤード。100ヤード以内は得意なAWで狙う。

苦手
「2オンしてバーディ」を狙いたいが…

 500ヤードを切るパー5ならドライバーが当たればグリーンを狙える距離になります。ドライバーをうまく打ったフィーリングのまま打てばいいと思うのですが、実際に打ってみると右にも左にも曲がる。グリーンまわりにむずかしい状況がなければ、中途半端に刻むより近くまで飛ばしたほうがいいと判断しているのですが、ダフって距離が残ることも多いですね。

渡辺さんのスイング














▲3Wの打球は低め。ロフト角以上に上げようとするとリリースが早まり、ダフリにつながりやすい




渡辺さんの苦手な理由
距離を意識しながら待っている間にリズムが狂わされる

 2オンを狙う場合、前の組のプレーを待つことになりがちですが、この時間の使い方がむずかしいのです。距離が残っているので「しっかり当てないと届かない」と考えているうちに力が入ってリズムを崩したり、逆にリキまないようにと意識して素振りを繰り返すことでスイングのゆるみを招くこともあります。

 フェアウェイウッドは長いため振り抜きづらいのですが、振り切れないとミスにつながります。球を上げようとしたり距離を出そうとすると、逆に振り抜けなくなりがちなので注意が必要です。(高橋)

▲距離を出そうとして腕に力が入ると手首のリリースが早くなりダフる



▲ロフトが立ったクラブを使うと球を上げようとする動きが出がちだ

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