レッスン

シニアプロから上達テクを学べ 55歳からうまくなる!

白浜育男のアプローチテク

  • LINE
昨年、右眼眼底出血によって視力の80%を失った白浜育男。手術によって視力は回復したもののレギュラー時代に培ったフィーリングを失ってしまった。その白浜が試合に出られるまでになった、ひとつの進化を紹介する。
写真=圓岡紀夫/取材トーナメント=富士フイルムシニアチャンピオンシップ

シビアに攻めるより余裕をもつほうがベターだと気づいた

ねじるより思いきりぶつけるほうが球筋は安定する

 視力を失って初めて、自分は「眼」で見てボールを打っていたことに気づきました。いろんな人に「眼で見て手で合わせているうちは、いつまでたってもいいショットは打てない」といっていましたが、レベルは違えど自分も眼に頼っていたのです。

 それは、とくにショートゲームで表れてきました。スピンを利かせようとすると、ミスヒットしてしまうのです。これはもう、ツアーでは戦っていけないとがく然としました。そんなとき、ふと気づいたのがヘッド軌道。ボールへのコンタクトや振り幅、強弱、落としどころ、そのすべてに余裕が生まれたことで、寄るフィーリングが戻ったのです。

昔のアプローチ軌道


今のアプローチ軌道

▲かつてはヘッドを上から入れてスピンを利かせていた白浜。そのヘッド軌道をU字に変えただけで、アプローチすべてに余裕が生まれて感覚がよみがえった




ねじるより思いきりぶつけるほうが球筋は安定する

U字でクラブを振ると…

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

ツアープロ直伝レッスンが見放題!ゴルフレッスン、最新ギア、トッププロのスイング連続写真を毎日更新

テーマ別レッスン

あなたのゴルフのお悩みを一発解決!

注目キーワード
もっとみる
閉じる