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マスターズ覇者ジョーダン・スピースの正確無比なショット

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今月は左右の前方からトッププロのスイングに注目!正面、後方といったいつもの連続とはまた違った、上達のヒントが盛りだくさん!
解説=堀尾研仁/写真=前田俊二


正確無比なショットは腕のコントロールにあり

 ジョーダン・スピースはアドレス時に左ヒジが伸びきらず、前腕と上腕に角度がついているのがわかります。腕が伸びきっていないと飛距離をロスしやすいのですが、腕をカラダに密着させると腕のコントロールがしやすくなり、正確なショットを打てる確率が上がります。

 また、インパクト直後にフェースがしっかりと返り、フィニッシュでは目線が斜めになっています。アマチュアの場合、前傾角度が維持できず、目線の角度が地面と平行になってしまいがち。前傾角度をキープしながら球の行方を追うことで、スイングも安定します。(堀尾)

▲アドレスで左ヒジにゆとりがある





▲インパクト後にフェースが閉じている



▲フィニッシュで目線が斜め




ジョーダン・スピース Jordan Spieth
1993年7月27日生まれ。185cm、80kg。今年のマスターズでメジャー初優勝。21歳259日でのマスターズ制覇は、タイガー・ウッズに次ぐ史上2番目の若さ。270ストロークでの優勝はタイガーに並びトップタイ。現在世界ランキング2位。1位になる日も近い。

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