遼くんもカラダに合わせたスイングで飛距離アップ!
[Before] 2009年
この写真は2009年の春先のもので、この時期は調子を落としていました。しかし、5月には再び調子をあげ、年間4勝して賞金王を獲得。その要因は、現在に近い自分の体格に合ったスイングに戻したことだと思います。体格を生かしたスイングは「工夫がいらない」「反復しやすい」「思いどおりに動ける」などの長所があるので、調子を素早く取り戻すことができるのです。
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2009年時の石川遼プロのスイング
より柔軟性や体格に合ったスイングにチェンジ!
[After] 現在
石川プロの現在と2009年を比較すると、2009年はスタンス幅を広げて軸を右に傾けた、体重移動とアッパーブローで飛ばすスイングをしているのがわかります。しかし、このスイングは石川プロの体格に合っているとはいいがたい。現在のようにスタンス幅を広げすぎず、軸を地面に垂直にしたほうが、長身・細身を生かした回転力を上げられる。このほうが、安定して飛ばせるスイングといえます。
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現在の石川遼プロのスイング
石川 遼 いしかわ・りょう
1991年9月17日生まれ。15歳でツアー優勝し、一躍スター選手となる。同い年の松山英樹とともに日本を代表する若武者として、米ツアーに参戦中。埼玉県出身。CASIO所属。
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